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イネ科の花粉の種類は?

イネ科といえば真っ先にまずお米、ついで小麦を連想するものですが、ほかにもさまざまな種類があります。
そしてその中には花粉を飛散させて花粉症の原因になってしまう種類もあるのです。

この記事では花粉症の原因となるイネの種類と対策を紹介していきます。

イネ科にはいろいろな種類があります

都市部に住んでいる人にとっては、あまりなじみがある植物とはいえないイネ科ですが、じつは知らず知らずのうちに接している可能性もあるので要注意、くしゃみや鼻づまりなどの症状はこれらイネ科の植物の花粉によってもたらされているのかもしれません。

カモガヤ

そんな注意が必要なイネ科の種類ではまずカモガヤ。
もっともポピュラーでよく見かける植物です。
分布も北海道から九州まで幅広い範囲に及んでおり、繁殖力も旺盛な植物です。

スギは北海道にはほとんど生えていないなど花粉症のリスクには地域差がありますが、このイネ科は全国共通して注意が必要ということになります。
公園や野原、河川敷など草が生えているところでは非常に高い確率でこのカモガヤが生えていると考えたほうがよいでしょう。

シラゲガヤ

見た目がきれいなのがシラゲガヤ。
白い穂を持っている植物なので見た目が非常にきれいなのですが、花粉を飛ばす非常に厄介な存在です。

オニウシノケグサ

同じく花粉症をもたらすリスクが高い種類がオニウシノケグサ。
これはもともと日本には自生しておらず海外から持ち込まれた種類です。現在では国内に広く自生しており、カモガヤと並んでポピュラーなイネ科の植物となっています。
そのオニウシノケグサと形が似ているヒロハハシノケグサも要注意な種類です。

ほかには北海道に多いコスズメノチャヒキ、全国各地でよく見かけるホソムギ、ハルガヤ、コヌカグサ、そして秋の風物詩としておなじみのススキなどもイネ科の植物の代表的なところとして挙げられます。
これだけ多いことからもいかに花粉に注意が必要かが窺えます。

イネ科の花粉は飛ぶ時期が長い

イネ科の花粉の特徴は飛散する時期がかなり広く長いことです。
スギの木のように2~4月と飛散量のピークが一時期に集中するようなことがなく、極端に多い時期がそれほどない一方、長く飛散量が多い時期が続く傾向があるのです。

しかも先ほど挙げた種類によって飛散量のピークが異なるため、5月くらいから9月までの間はイネ科の花粉に注意が必要といわれています。
夏場に花粉が飛散して花粉症のリスクをもたらす植物はほかには少ないので注意しなければならないでしょう。
とくにポピュラーなカモガヤの花粉が増える5~7月、ススキの8~9月は注意したいところです。