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2018年3月 花粉症デビューしました。私の花粉症体験記

2018年3月1日、昨年まで全くなかった「花粉症」を発症しました…

実際花粉症になった人間が、どのようなところから対策を立てていきがちなのか、その一例として、私の対処法をお話しします。

私のアレルギー歴

私は小学校のころから、ダニ・ハウスダストのアレルギー性鼻炎を持っていました。
修学旅行や、クラブ(中学・高校の卓球部、大学の少林寺拳法部)の合宿の際、決まって風邪をひいていました。
いえ、風邪をひいたのだと思い込んでいました。
「なぜこんな大事な時に毎回風邪になるのか? 次はよく体調を整えて…」などと思っていたのですが、ある時、妙なことに気が付きました。

「旅行・合宿で、布団を出す時間帯になってからくしゃみ・鼻水・鼻詰まりの症状が出る」
ということです。

当時は花粉症やハウスダストに関して、今のように情報がいきわたっている時代ではありませんでした。
しかし、そのような状況の中情報をかき集めると、どうも「アレルギー性鼻炎」というのがあるらしい、ということが分かりました。

大学での少林寺拳法部の地獄合宿において、午後の稽古が終わってからすぐ「第1世代抗ヒスタミン薬」である「d‐クロルフェニラミンマレイン酸塩」と「ベラドンナ総アルカロイド」が入った鼻炎薬を服用すると、あら不思議、いつものくしゃみ・鼻水・鼻詰まりの鼻炎症状が全くでないではありませんか!

しかしその後、ダニ・ハウスダストアレルギーはだんだん重くなり、自宅でも3~4日に一度は、激しいアレルギー症状が出るようになりました。

私はもともあらゆる薬に対して感受性が鈍く(効きにくく)、鼻炎薬・アルコールから局所麻酔の「キシロカイン」に至るまで、薬が相当効きにくい状態にありました。

あるとき、足の親指の爪を切り取る手術をすることになったのですが、人の3倍量のキシロカイン麻酔薬を注射したにもかかわらず、感覚がはっきりと残ったままの状態で「指と爪の間にハサミを突き入れて、ジョキ、ジョキ、ジョキ、と切られました。
いわゆる拷問といっしょです。

話がそれましたが、日常でもハウスダストアレルギーが出るようになり、第1世代抗ヒスタミン薬の市販薬である「鼻炎薬 クニヒロ」を飲むようになりました。

ですが、規定量(1回2錠)を飲んでも治まりません。
そこで暴挙に出ました。

単純に「量を増やした」のです。
3倍量(6錠)、6倍量(12錠)、9倍量(18錠)、12倍量(24錠)、ここの「12倍量」の時点でようやく症状が治まりました。
9倍量くらいまでは副作用も感じなかったのですが、12倍量になると、眠気こそ出ないものの、頭の回転がかなり低下する感覚がしました。

第1世代抗ヒスタミン薬は(第2世代もですが)、ヒスタミンをブロックします。
ヒスタミンはアレルギー症状を引き起こす厄介な物質ですが、同時に脳の覚醒作用も持っています。
それを抑える抗ヒスタミン薬大量に飲めば頭の働きが鈍くなるのも当然です。

しかしそれでも鼻炎症状、特に鼻水とくしゃみを抑えるメリットの方が大きかったので、3~4日に1度はこのような飲み方をしていました(決してマネしないでください!)。

処方薬を飲む

ところで私はれっきとした「精神障碍者」です。
それはいいのですが(いや、全然よくないのですが)、そのため、長期心療内科にかかっていました。
そこでとりあえず心療内科の先生に「アレルギー性鼻炎のようなのですが、何科で診療してもらったらいいですか?」と相談すると、「ここでの血液検査でもある程度わかりますよ」といわれ、心療内科で血液検査を行ってもらいました。

結果は、ダニ・ハウスダストに陽性反応が出ました。
この時点では花粉には反応しませんでした。
心療内科で副作用止め用としてよく処方されるフェノチアジン系第1世代抗ヒスタミン薬「ピレチア」、を処方され、1日3度服用すると奇跡が! 一切の症状が出なくなりました。

同じ第1世代抗ヒスタミン薬の「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」には12倍もの量を飲まないと改善されなかった頑固な症状が、ピタリと止まりました。
やはり、合う・合わない、があるということでしょうか。
これでひとまずアレルギーは治まった、かのように思えたのですが…

おそらく花粉症になった…

花粉症は、それまで全く縁のなかった人でも突然発症するのは珍しくありません。
2018年、「春一番」の風が吹いた日、仕事場へ行く途中、激しい鼻炎症状が出ました。
まだ再検査を受けてないので、花粉症かどうかはっきりとはわかりませんが、おそらく花粉症デビューしたものと思われます。

今日はとりあえず、処方されている第1世代抗ヒスタミン薬「ピレチア」に追加して、市販の第1世代抗ヒスタミン薬「鼻炎薬 クニヒロ」を3倍量飲んで、アレルギーを抑え込んでいます。

実はちょっと嬉しいです。

なぜなら、花粉症について仕事上多くの情報を持っており、今回その諸対策を自分の身体で実験できるからです。

さしあたり、抗アレルギー効果(マスト細胞からヒスタミンなどのケミカルメディエーターが放出されるのを抑える効果)と抗ヒスタミン効果(放出されてしまったヒスタミンの、その受容体に結合する段階を阻害する効果)のふたつの効果がある第2世代抗ヒスタミン薬「フェキソフェナジン」、商品名「アレルビ」を今から買いに行こうと思います。

研究目的から、人気のある市販薬を一通り試しでみます。
その後病院へ行き、花粉症を発症しているかの検査と、薬の処方をしてもらうつもりです。

その他の花粉症対策

まず、掃除・空気清浄機・加湿器、洗濯物の干し方、花粉を引き寄せる静電気のカットなどから整えていくのが正道と思っていたのですが、いざ自分がなってみると、面倒の少ない「抗ヒスタミン薬」を飲むというのが最初の行動になりました。

「人は手軽で確実な効果を即座に得られる方法をまず選択しがちである」との認識を深めました。

次に行おうと思うのが、「マスク着用」です。
花粉の粒子の大きさは、スギ花粉で30マイクロメートルです。
ハウスダストは20~40マイクロメートル、黄砂で4マイクロメートル、PM2.5は2.5マイクロメートル、ウイルス飛沫で5マイクロメートル、インフルエンザウイルスで0.1マイクロメートル。

花粉の粒子は相対的に大きいことが分かります。
マスク着用は一定の効果が期待できます。

 あと、メガネをしているので、マスク装着時の曇り止め対策のジェルを買い求めようと思います。

私の場合の行動の順位は、
① 市販の抗ヒスタミン薬を試す
②マスクとくもり止めジェルの購入
③医師にかかって検査と処方をしてもらう
となりました。

やはり「手軽さ」を求めるのが人間の心理、ということが分かりました。

皆様は花粉症対策、どうしていらっしゃるでしょうか?