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今年の花粉量はどうだったのか?

今年は去年と比べて、花粉症の症状はいかがだったでしょうか?
ひどくなったという方、そうでもないという方、様々にいらっしゃるかと思います。

症状に悩まされたかどうかは、花粉の飛散量によってきます。

2017年の花粉の状況は?

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今年(2017年11月現在)の花粉の飛散状況はどうだったのでしょうか?
スギの木だけでなく花粉の量は毎年異なり、それもかなりの差が出てくることもあります。

2011年には関東で記録的な飛散量になったことで花粉症に悩まされる方が続出したことを覚えている方も多いのではないでしょうか?

じつはここ数年、花粉の飛散量は落ち着いており、2013年に例年比の倍くらいになった以外は非常に少ない状況になっています。
2014~2017年の4年間は例年よりも量が少なめというだけでなく、量の増減も少なく、安定しているといってもよい状況が続いているのです。

地域ごとの違いは?

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こうした状況はとくに東京で顕著に見られているのですが、地域によっても差が見られます。

たとえば大阪では2017年は例年なみ、前年の2016年に比べると倍くらいの量まで増えて花粉症の方にとっては少し厄介な状況になりました。
2016年がかなり少なかったからというのもありますが、久しぶりに増加傾向が見られたため注意が呼びかけられたものです。

東京に比べて大阪は花粉の飛散量そのものがずっと少ないので花粉症のリスクが少ないというのもあるのですが、今年(2017年)が花粉症にとって面倒な時期だったことは間違いないでしょう。

また、春の花粉といえばスギの木が圧倒的に多く、花粉症の最大の原因となっているのは多くの方がご存知のところですが、今年の春はスギ花粉が少なめで代わりにヒノキの花粉が多かったのも大きな特徴です。

とくに東京では普段は7割近くをスギ花粉が占めている春の花粉量がヒノキとスギが同じくらいの量になりました。
これは2014年以来のことで、かなり珍しいケースといえます。

スギ花粉のピークは2~4月なのに対してヒノキは3月~5月半ばくらいまでとやや遅いこともあり、今年の花粉シーズンはやや遅めになった面もあります。

前年の気温との関係

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こうした年ごとの花粉の飛散量は前の年の夏場の気温と深くかかわっています。
前年の夏の平均気温が高いと翌年の花粉量が多くなるのです。

2016年の夏は例年よりもやや低めで26℃よりやや高い程度(東京)でした。
ただ今年は27℃近くになったことで来年(2018年)の花粉量は久しぶりに例年並みからそれ以上になるとも考えられています。
今年は花粉症にあまり悩まされなくてよかった、という方も来年は注意したほうがよいのかもしれません。

なお、関東は秋の花粉にも注意が必要ですが、こちらも現在(11月)の時点では例年に比べるとそれほど多くはなかったのでは、と考えられています。

まとめ

いかがでしたか?

ここ数年の安定した飛散量に安心したいところですが、去年より増えた地域があること、今年(2017年)が去年(2016年)よりも夏の気温が高かったことから「備えあれば憂いなし」と考えた方がよさそうです。

今まで花粉の飛散量に注意を向けたことがない方は、これからは気を付けてみてみたらいかがでしょうか。

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