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春に飛散する花粉の種類は?

春といえば花粉症、花粉症といえば春と連想する方も多いはず、毎年春の足音が聞こえてくるような季節になると「今年もくしゃみや鼻水に悩まされるのか」と憂鬱になってしまう方も。
実際には秋も花粉が多く注意が必要ですが、現代の日本ではやはり春がもっとも花粉症のリスクが高い時期といえます。

春といえば花粉症シーズン

そんな春に花粉が多く飛散する種類の中でも代表格といえるのがスギです。
1年間を通しても飛散する花粉の量は圧倒的、そして花粉症をもたらす原因としても断然の存在です。

これは戦後の復興期、その後の高度成長時代と深いかかわりがあります。
全国的に建築ブームが起こったことで木材の需要が急増し、スギの植林が積極的におこなわれるようになったのです。
現在でも人工林の4割以上はスギの木で占められておりわたしたちの生活に非常に役立っています。
そんな有用な木が厄介な花粉症の原因となってしまうのだから難しいものです。

しかも近年では花粉症患者の増加や低年齢化が進んでいるといわれており、スギ花粉がもたらすリスクがひと昔前に比べても高くなっているといわれています。
とくに早い段階で花粉量が増加し花粉症の症状が現れ始めるようになっており、関東地方では2月の段階で花粉量の大幅な増加が見られています。
つまりもはやスギ花粉は春だけでなく冬の花粉症の種類にも数えられるようになっているわけです。

飛散量のピークは2~4月、とくに3月は全国的に量が多くなります。
ただ5月に入れば花粉症のリスクがなくなるわけでは決してなく、関東地方ではピークに比べると減少するものの、6月くらいまでは飛散量が多い状態が続きます。

スギ以外にも…

ヒノキも春に花粉が飛ぶ種類として忘れてはならない存在です。
こちらはスギに比べるとピークの時期がやや遅く、また期間が短いのが特徴で、ピークは3~5月はじめくらいまで。
これもスギと同じく関東で飛散量が多くなる植物です。

しかも花粉の構造がスギとよく似ていると考えられており、スギ花粉にアレルギー症状が見られる人の約7割がヒノキの花粉にも反応するといわれています。

もうひとつ、北海道ではスギやヒノキの花粉がほとんどないかわりにハンノキやシラカバといったカバノキ科の植物の花粉が3月~5月にかけて飛散します。
基本的に北海道は一年中を通して花粉症のリスクが少ないエリアですが、春先には油断せずに対策をしっかり行っておく必要もあるのです。

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